2011年01月10日 (月) | 編集 |
今年も昨年と同様に2010年10大エロゲニュース企画に参加します。
この企画は昨年まで犀の目工房さんが行っていたものを、
司の不定期日記さんが引き継いで行っているアンケートです。
(概要については コチラ を参照してください)
もしエロゲ関係のブログをやっている方がいましたら、
募集締め切りまであと少しですが参加してみたらおもしろいと思います。
ということで、
今年の私的10大エロゲニュースは以下の通りです。
■エロゲ業界でもTwitter流行
一昨年からTwitterが流行し始めましたが、
その流行に漏れずエロゲ業界でもTwitterを始める企業が増えました。
またそれに伴いTwitterを用いた企画が新しく生まれました。
ただ、個人的にあまり宣伝色が強すぎるのは困りますが。
もちろん宣伝自体は良いのですがそればかりというのも……ね。
■Floating Materialのパクリ疑惑
某エロゲや某ラノベから設定等をパクった(?)件ですね。
個人的におもしろければ(とりあえずは)良いという主義なので、
真似した件についてはそこまで気にしている訳ではないです。
ただ、真似するならもう少しオブラートに包むと言うか、
あそこまであからさまに真似するのはちょっと……て感じです。
■エロゲ無料配布 Seきらら
まさかのエロゲ無料配布。
自分もアキバまでいって貰ってきました(笑)
ネットの評判を見ると、そこまで悪くないらしく正直意外でした。
ただ、企業的にはどの程度メリットがあったのかは気になります。
■メッセサンオー個人情報流出
googleで検索すると個人情報が表示されてしまうとかなんとか。
まぁ、無関係ならどこ吹く風状態だったのですが、
過去に通販を利用したことがあるので Σ( ̄ロ ̄lll) となりました。
この一件以来、メッセでは購入しなくなりました。
■「色に出でにけり わが恋は」流出騒動
エロゲのデータが発売日前にP2P(?)に流出したとかなんとか。
それに対してメーカーがある程度腰を入れて対処したので、
結構そのことが記憶に残っていたため10大ニュース入りしました。
ただ、体験版をプレイした限りでは作品自体はそこまでおもしろくn
■山形県で同人サークル「さくらんぼ小学校」と同名小学校
山形県で開校予定の小学校の名前が、
同人サークル「さくらんぼ小学校」と同名になりかかるという話題です。
実際には小学校側が名称を変えたことになりました。
個人的には同人サークル側が下手にメディアへの露出をせずに、
対応していたことが良かったと思いました。
■ヨスガノソラのアニメがひどい
エロ過ぎて地上波でやるような内容じゃない。
個人的にはあのような安易なエロに走ったのはかなり嫌悪。
もちろんそういう描写が必要になっても仕方のない内容ですが、
あそこまで乱発されるヨスガノソラの良さを失ってしまうと思う。
まぁ、商業的にBD等が売れるならアリなのかなと思わなくもないですが、
それでも地上波なんだからもう少し自重しましょうよと思います。
■規制条例
最近では東京都の条例が有名ですが、
主に2次元作品(マンガ、ゲーム)に対する規制条例に関すること。
規制をする理由も分からなくもないですが、
短絡的に規制する前にできることがあると思うんですけどねぇ……。
■ライターのおるごぅる氏ブログからエロゲネタが消える
以前、引退宣言をしたおるごぅる氏に関することがランクイン。
ついにブログからもエロゲに関する話題が消され(過去の記事も削除)、
本格的に引退まで秒読みなんだなというのが感じられました。
まぁ、他の話題に比べるとマイナーですが、
個人的に好きなライターさんだったのであえて入れました。
■ALcot Honey Comb ミドルプライス商法成功?
今年2本のミドルプライス作品を出して記憶に残ったメーカーさん。
ただの作品ならばそこまで記憶に残りませんでしたが、
2作品とも良作で手ごろにプレイできる感じが良かったです。
このメーカーさんにはこれからもこういう作品を出して欲しい
という期待を込めてランク入りさせました。
この企画は昨年まで犀の目工房さんが行っていたものを、
司の不定期日記さんが引き継いで行っているアンケートです。
(概要については コチラ を参照してください)
もしエロゲ関係のブログをやっている方がいましたら、
募集締め切りまであと少しですが参加してみたらおもしろいと思います。
ということで、
今年の私的10大エロゲニュースは以下の通りです。
■エロゲ業界でもTwitter流行
一昨年からTwitterが流行し始めましたが、
その流行に漏れずエロゲ業界でもTwitterを始める企業が増えました。
またそれに伴いTwitterを用いた企画が新しく生まれました。
ただ、個人的にあまり宣伝色が強すぎるのは困りますが。
もちろん宣伝自体は良いのですがそればかりというのも……ね。
■Floating Materialのパクリ疑惑
某エロゲや某ラノベから設定等をパクった(?)件ですね。
個人的におもしろければ(とりあえずは)良いという主義なので、
真似した件についてはそこまで気にしている訳ではないです。
ただ、真似するならもう少しオブラートに包むと言うか、
あそこまであからさまに真似するのはちょっと……て感じです。
■エロゲ無料配布 Seきらら
まさかのエロゲ無料配布。
自分もアキバまでいって貰ってきました(笑)
ネットの評判を見ると、そこまで悪くないらしく正直意外でした。
ただ、企業的にはどの程度メリットがあったのかは気になります。
■メッセサンオー個人情報流出
googleで検索すると個人情報が表示されてしまうとかなんとか。
まぁ、無関係ならどこ吹く風状態だったのですが、
過去に通販を利用したことがあるので Σ( ̄ロ ̄lll) となりました。
この一件以来、メッセでは購入しなくなりました。
■「色に出でにけり わが恋は」流出騒動
エロゲのデータが発売日前にP2P(?)に流出したとかなんとか。
それに対してメーカーがある程度腰を入れて対処したので、
結構そのことが記憶に残っていたため10大ニュース入りしました。
ただ、体験版をプレイした限りでは作品自体はそこまでおもしろくn
■山形県で同人サークル「さくらんぼ小学校」と同名小学校
山形県で開校予定の小学校の名前が、
同人サークル「さくらんぼ小学校」と同名になりかかるという話題です。
実際には小学校側が名称を変えたことになりました。
個人的には同人サークル側が下手にメディアへの露出をせずに、
対応していたことが良かったと思いました。
■ヨスガノソラのアニメがひどい
エロ過ぎて地上波でやるような内容じゃない。
個人的にはあのような安易なエロに走ったのはかなり嫌悪。
もちろんそういう描写が必要になっても仕方のない内容ですが、
あそこまで乱発されるヨスガノソラの良さを失ってしまうと思う。
まぁ、商業的にBD等が売れるならアリなのかなと思わなくもないですが、
それでも地上波なんだからもう少し自重しましょうよと思います。
■規制条例
最近では東京都の条例が有名ですが、
主に2次元作品(マンガ、ゲーム)に対する規制条例に関すること。
規制をする理由も分からなくもないですが、
短絡的に規制する前にできることがあると思うんですけどねぇ……。
■ライターのおるごぅる氏ブログからエロゲネタが消える
以前、引退宣言をしたおるごぅる氏に関することがランクイン。
ついにブログからもエロゲに関する話題が消され(過去の記事も削除)、
本格的に引退まで秒読みなんだなというのが感じられました。
まぁ、他の話題に比べるとマイナーですが、
個人的に好きなライターさんだったのであえて入れました。
■ALcot Honey Comb ミドルプライス商法成功?
今年2本のミドルプライス作品を出して記憶に残ったメーカーさん。
ただの作品ならばそこまで記憶に残りませんでしたが、
2作品とも良作で手ごろにプレイできる感じが良かったです。
このメーカーさんにはこれからもこういう作品を出して欲しい
という期待を込めてランク入りさせました。
2009年09月15日 (火) | 編集 |
D.C.シリーズ(あと曲芸)で有名なCIRCUSさんが、
自社の求人情報で珍しい募集をしていたので取り上げてみました。
公式HPのリクルートによると求めている人材は、
D.C.シリーズが大嫌いで、サーカスで他の企画を作りたい人 とのこと。
最初はよくこんなことするな~と思ったけれど、よくよく考えてみるとなんとなく納得。
最近のCIRCUSさんはD.C.2以降下り坂一辺倒という印象なので、
その状況を変えるためのテコ入れ的な意味合いなんだろうと考えます。
ずっとD.C.シリーズで食っていけるならばそれに越したことはないんでしょうけど、
まぁ、そんな希望的観測なんてしてられないので今回こういった形で動いたのでしょう。
特にPrincess Partyとヴァルキリーコンプレックスがこけてしまっただけに、
今回、外からまったく新しい人材をもってこようという方向性になったのだと思います。
あるいは実際に良い人材を獲得できないにしても、
作品のどこが悪いかのサンプル収集にもなるのでプラスになるでしょう。
むしろ自分としてはそちらの方がメインで、
あわよくば良い人材を獲得できればと考えています。
まぁ、なんにしてもおもしろい作品ができることが重要なので、
そのための試みとしてはなかなか面白い。
(ただ採用が一人ってのはきつそうですけどw
自社の求人情報で珍しい募集をしていたので取り上げてみました。
公式HPのリクルートによると求めている人材は、
D.C.シリーズが大嫌いで、サーカスで他の企画を作りたい人 とのこと。
最初はよくこんなことするな~と思ったけれど、よくよく考えてみるとなんとなく納得。
最近のCIRCUSさんはD.C.2以降下り坂一辺倒という印象なので、
その状況を変えるためのテコ入れ的な意味合いなんだろうと考えます。
ずっとD.C.シリーズで食っていけるならばそれに越したことはないんでしょうけど、
まぁ、そんな希望的観測なんてしてられないので今回こういった形で動いたのでしょう。
特にPrincess Partyとヴァルキリーコンプレックスがこけてしまっただけに、
今回、外からまったく新しい人材をもってこようという方向性になったのだと思います。
あるいは実際に良い人材を獲得できないにしても、
作品のどこが悪いかのサンプル収集にもなるのでプラスになるでしょう。
むしろ自分としてはそちらの方がメインで、
あわよくば良い人材を獲得できればと考えています。
まぁ、なんにしてもおもしろい作品ができることが重要なので、
そのための試みとしてはなかなか面白い。
(ただ採用が一人ってのはきつそうですけどw
2009年08月23日 (日) | 編集 |
PSP版Infinityシリーズをすべてクリアし終えたので、
最後にシリーズの各作品の比較をします。
あくまでも自分の一意見であり一般的な見解ではないので注意。
長くなるので続きは続きからどうぞ。
最後にシリーズの各作品の比較をします。
あくまでも自分の一意見であり一般的な見解ではないので注意。
長くなるので続きは続きからどうぞ。
2009年08月10日 (月) | 編集 |
発売以降なにかと批判の多い「きっと、澄みわたる朝色よりも、」ですが、
その批判内容についてやや思うところがあったので今回あえて記事を書きました。
現実的に考えて万人に受け入れられる作品なんて存在しないので、
どんな作品であれ多少の批判や文句というのは必ず存在するものでしょう。
特に「きっと、澄みわたる朝色よりも、」は発売前の期待値が高かっただけに、
それ分の反動と奇を衒う内容から批判は多くの避けられませんでした。
とは言え、(関係者ではないので)批判が出るのは結構です。
しかしその批判の中に エロゲなのに~ってのはどうなの? という
批判があったのでそれについて私見を述べたいと思います。
長くなるので、続きは続きからどうぞ。
その批判内容についてやや思うところがあったので今回あえて記事を書きました。
現実的に考えて万人に受け入れられる作品なんて存在しないので、
どんな作品であれ多少の批判や文句というのは必ず存在するものでしょう。
特に「きっと、澄みわたる朝色よりも、」は発売前の期待値が高かっただけに、
それ分の反動と奇を衒う内容から批判は多くの避けられませんでした。
とは言え、(関係者ではないので)批判が出るのは結構です。
しかしその批判の中に エロゲなのに~ってのはどうなの? という
批判があったのでそれについて私見を述べたいと思います。
長くなるので、続きは続きからどうぞ。
2009年02月23日 (月) | 編集 |
エロゲメーカーの中では古くも新しくもない2社ですが、そんな2社が業界の中でも有数の大手メーカーとして名を馳せられるようになった要因について自分なりに考察していきます。
まず本題に入る前に以下の情報を見てください。
D.C.(アニメ) 放送期間:03/7-03/12
キャラソン(CD)vol.1 発売日:2003.08.27
初音島放送局(ラジオ) 放送期間:03/10-05/6
D.C.P.S.(ゲーム) 発売日:2003.10.30
D.C.(マンガ) 発売日:2003.11.01
D.C.FG(ファンガイド) 発売日:2003.11.07
以下、いろいろと続く
はにはに(アニメ) 放送期間:04/7-04/9
はにはに(ゲーム) 発売日:2004.10.7.(PS2)
ドラマCD(CD)vol.1 発売日:2004.10.22
インターネットラジオ 放送期間:04/11-06/4
はにはに(マンガ) 発売日:2005.1.27
以下、いろいろと続く
ここから言いたいポイントは大きく3つあります。
1つ目は時期を合わせた多角的なメディアミックスを行っていたということです。一番注目度の高い(であろう)アニメを中心とし、その期間中にマンガ・ゲーム・CD・ラジオと様々な媒体を通して販売戦略を行っています。こうすることで、相互に新規顧客の開拓および宣伝力のアップを行うことが出来ます。簡単に言えば、マンガを通してアニメの宣伝をすることで、マンガを読んだ人が次はアニメを見るかもしれないし、その逆もまたあるかもしれないということです。特に時期を合わせた販売を行っているので、通常以上の効果があったのではと思います。
2つ目は時期です。D.C.もはにはにも03年04年と、まだまだ深夜アニメがメジャーにはなっていない頃にアニメ化しています。同時期にやる作品の数を比較すると、現在は約20本なのに対し、当時はわずか約5本と明らかに少なくなっています(UHFの場合)。数が少ないということは、それだけ競合する作品も少ないので、それだけ安定した視聴者ができる可能性が高くなります。つまり、それだけ商品に対し、安定した顧客ができるということです。あとは単純に競合する作品が少なければ、1作品あたりに対する注目度が高くなるという点も上げられます。
2つ目はゲームの発売日と時期を合わせていることです。PS2版のゲームはPCに対して値段は下がります。しかし、PS2は既存の製品の移植+αで済むため、1から開発するPCに比べ開発費用がおそらく少ないと思われます。とすると、値段は下がっても、下手をすると利益としてはPCより多くなるのではないかと思います。そしてこの製品を売る時に、アニメを時期とあわせたことにより、既存のユーザーだけでなくアニメから入った人を新たな顧客として確保することが出来ます。そうすることで、利益率の高い作品を多くの人に買ってもらえれば、メーカーとしても開発資金が貯まるため、次回作に活かすことができます。
結論としては、単純な作品としての出来ではなく、多角的なマーケティング戦略の結果が大手メーカーへの道につながったのだと思います。特にエロゲのメディアミックスが、まだメジャーではなかった頃に始めたということが大きかったのだろうと思います。
最後に誤解のないよう言っておきたいのは、作品自体としてもある程度のレベルに達していたこと。それと看板となれるだけの原画家さんがいるという前提条件があったからこその結果でもあるということはもちろん認識した上で書いています。
まず本題に入る前に以下の情報を見てください。
D.C.(アニメ) 放送期間:03/7-03/12
キャラソン(CD)vol.1 発売日:2003.08.27
初音島放送局(ラジオ) 放送期間:03/10-05/6
D.C.P.S.(ゲーム) 発売日:2003.10.30
D.C.(マンガ) 発売日:2003.11.01
D.C.FG(ファンガイド) 発売日:2003.11.07
以下、いろいろと続く
はにはに(アニメ) 放送期間:04/7-04/9
はにはに(ゲーム) 発売日:2004.10.7.(PS2)
ドラマCD(CD)vol.1 発売日:2004.10.22
インターネットラジオ 放送期間:04/11-06/4
はにはに(マンガ) 発売日:2005.1.27
以下、いろいろと続く
ここから言いたいポイントは大きく3つあります。
1つ目は時期を合わせた多角的なメディアミックスを行っていたということです。一番注目度の高い(であろう)アニメを中心とし、その期間中にマンガ・ゲーム・CD・ラジオと様々な媒体を通して販売戦略を行っています。こうすることで、相互に新規顧客の開拓および宣伝力のアップを行うことが出来ます。簡単に言えば、マンガを通してアニメの宣伝をすることで、マンガを読んだ人が次はアニメを見るかもしれないし、その逆もまたあるかもしれないということです。特に時期を合わせた販売を行っているので、通常以上の効果があったのではと思います。
2つ目は時期です。D.C.もはにはにも03年04年と、まだまだ深夜アニメがメジャーにはなっていない頃にアニメ化しています。同時期にやる作品の数を比較すると、現在は約20本なのに対し、当時はわずか約5本と明らかに少なくなっています(UHFの場合)。数が少ないということは、それだけ競合する作品も少ないので、それだけ安定した視聴者ができる可能性が高くなります。つまり、それだけ商品に対し、安定した顧客ができるということです。あとは単純に競合する作品が少なければ、1作品あたりに対する注目度が高くなるという点も上げられます。
2つ目はゲームの発売日と時期を合わせていることです。PS2版のゲームはPCに対して値段は下がります。しかし、PS2は既存の製品の移植+αで済むため、1から開発するPCに比べ開発費用がおそらく少ないと思われます。とすると、値段は下がっても、下手をすると利益としてはPCより多くなるのではないかと思います。そしてこの製品を売る時に、アニメを時期とあわせたことにより、既存のユーザーだけでなくアニメから入った人を新たな顧客として確保することが出来ます。そうすることで、利益率の高い作品を多くの人に買ってもらえれば、メーカーとしても開発資金が貯まるため、次回作に活かすことができます。
結論としては、単純な作品としての出来ではなく、多角的なマーケティング戦略の結果が大手メーカーへの道につながったのだと思います。特にエロゲのメディアミックスが、まだメジャーではなかった頃に始めたということが大きかったのだろうと思います。
最後に誤解のないよう言っておきたいのは、作品自体としてもある程度のレベルに達していたこと。それと看板となれるだけの原画家さんがいるという前提条件があったからこその結果でもあるということはもちろん認識した上で書いています。
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