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キラークイーン 感想
2008年12月30日 (火) | 編集 |
先日、同人サークルとしての活動を終了された
FLATさんの同人ゲーム『キラークイーン』の感想を書きます。

今回は08年の夏に発売された方の
サントラ付きの新パッケージの『キラークイーン』をプレイしました。
同人ゲームの方は選択肢がない読むだけのゲームとなり、
シナリオも全部で2本とやや物足りないところもあるかと思います。
ただサントラつきで1800円と安かったので、
コチラの方を購入してプレイすることにしました。

話の概要としては廃墟の中に閉じ込められている状態から始まり、
トランプを模したPDAと爆弾の仕込まれた首輪がはめられていました。
PDAによると72時間以内に解除条件を満たさないと首輪が爆発すると。
そんなわけで条件を満たそうとするのですが、
解除条件の中には他人を殺すというものも・・・・・・。
そんなこんなで他人と協力したり、
逆に狙われたりしながら72時間を過ごしていきます。
まぁ、イメージ的にはバトルロワイヤルを思い浮かべてくれればいいかと。

肝心の感想は以下から。


【シナリオ】

本数は全部で2本と少なく選択肢もありません。
だからと言って内容は悪いというわけではなく、
むしろ下手な選択肢がない分純粋にシナリオが楽しめました。
また展開も72時間しかないという都合上、
どんどん進んでいき飽きる暇なくテンポ良く読み進めることができました。
特に戦闘や解除条件を満たす場面がおもしろかったです。
ただ2週目に付いては先が読めてしまったことと、
ラストの終わり方がやや納得がいかなかったのがマイナスではあります。


【テキスト】

個人的にはテキストはそこまで注目するものではなかったと思います。
ただ基本的にシナリオの方がどんどん進んでいくので、
あまりテキストの書き方は気にならなかったというのが実情です。
なのでいまどきの笑えるようなテキストなどはなく、
完全にシナリオのみに特化していると考えてくれればと思います。
ちなみにライターは健速さんです。


【キャラクター】

仲間になる人は性格的にも良い人が多いです。
ただ敵対する人はやや性格的に難があったり、
見ていてムカつくようなキャラクターが多い仕様となっています。
全体的に見れば良い人が7割、嫌な人が3割といったところです。
まぁ、顔を見てこいつはなんだかな~と思うキャラはだいたい敵です。


【ビジュアル】

同人ゲームだけあってやや見劣りする面はあります。
ただ同人ゲームと割り切ってさえしまえば、
そこまで気にするようなレベルでもないと思っています。
イベントCGの枚数では約40枚と、
シナリオが2本だけしかないにしてはそこそこだと思います。


【サウンド】

オープニング曲は意外と良かったです。
またメニュー画面のBGMなど、
その場の雰囲気にあった曲があったことも好評価。
あとはBGM名が全部英語でかっこよかったことぐらいですかねw



【総合】

値段に対して中身が良かったので、
コストパフォーマンス的にも優秀だと思います。
また10時間もあればクリアできる内容なので、
あまりプレイしている時間がない人にもオススメできる品です。
ただ同人サークル活動は終了していることから、
今でもソフトを手に入れることができるか分からないのが欠点。


また、キラークイーンは今回紹介するものの他にもいくつかあります。
イエティさんのPS2ソフト『シークレットゲーム-KILLER QUEEN-』と、
商業ブランドとしてのFLATさんから09年に発売予定の
『シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION』があります。
後に書いた作品ほど追加要素が多いので、
もしお金に余裕があるならばPS2版かこれからでるWindows版をオススメします。










テーマ:美少女ゲーム
ジャンル:ゲーム
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